山本直樹氏の漫画「田舎」のネタバレと感想、解説を書いていこうと思う。
今回は4話「翌々日」。
前回はこちら
田舎(山本直樹)4話「翌々日」のネタバレ
そのまた翌日、朝起きると再びキーちゃんがフーちゃんのイチモツを触っていた。今度はガッツリフェラもしている。
昨日夜這いを期待していたという彼女はオナニーしたことを告白。さらに家族がいないことを告げると……
全裸になった二人はエッチなことを始める。入れたいというフーちゃんだが、キーちゃんは痛いから嫌だと言う。いやならしないと言うフーちゃんだが、キーちゃんはそんなにしたいならと言ってしまい……
フーちゃんは挿入。
やっぱり痛いと嫌がるキーちゃん。しかしフーちゃんは止められず……興奮しまくった彼はそのまま中出し!
痛かったと言うキーちゃんに謝るフーちゃん。彼女のあそこからはフーちゃんの精液が逆流しており……
田舎(山本直樹)4話「翌々日」の解説・感想
とうとうセックスをしてしまった二人。しかも中出しである。今回は初のセックスということで一つのターニングポイントとなった。
朝からフーちゃんのイチモツで遊ぶというのは定番の流れとなりつつある。3日目ということもあり、かなりスムーズに全裸になりセックスまでいった。
注目したいのはフーちゃんは興奮して気持ちよくなっているのに対し、キーちゃんは強く痛みを感じているところである。エロ漫画では初セックスから感じまくるヒロインが多い中、かなり異例の反応だろう。まあ通常のエロ漫画は短編のことが多いのでそういう事情もあるだろうが。
とはいえ初体験同士のセックスでは、男性側は快感を感じても女性側はそうでもないことは普通だと思う。そういう意味ではリアルかもしれない。
気になるのはフーちゃんは「キーちゃんを串刺しにして遊んでいるような残酷な気持ち」になったとある点。ハッキリ言ってこの感想は異常ではないだろうか。
こういう感想を抱くということはもともとフーちゃんにSっ気があったか、もしくは彼のイチモツが実際にでかいのか……男はデカチンに憧れがちだがデカすぎると女性側も大変らしい。
……と、冗談はさておき、基本的にこの二人は恋愛感情も無く、ただ性的好奇心からセックスをしているのがよくわかる感想ではないだろうか。自分が興奮できればとりあえずそれで満足できるのだろう。キスやセックスをしていても、そこに相手を愛しいと思う感情は読者には全く伝わってこないし、実際に無さそうである。
今回はセックスシーンなので未読の方は実際に読んでみるのをおススメしたい。
5話はこちら